Jan 15 2015
開発環境といえば、LAMPが有名です。僕も前はPHPとMySQLでWeb開発をしていました。
頭文字 | 意味 |
---|---|
L | Linux |
A | Apache, Webサーバ |
M | MariaDB・MySQL ・MAMP |
P | PHP・Perl・Python |
こういった構成はLAMP以外にもたくさんあります。 こんなにあるなんて知らなかった。
- AMP
- LAMPからLinuxを除いたもの
- LAPP
- LAMPのMySQLの代わりにPostgreSQLのもの
- LASP
- LAMPのMySQLの代わりにSQLiteのもの
- FLAP
- LAMPのMySQLの代わりにFirebirdのもの
- WAMP
- LAMPのLinuxの代わりにMicrosoft Windowsのもの
- MAMP
- LAMPのLinuxの代わりにMacintoshのもの
- mamp.infoから提供されているパッケージ
- SAMP
- LAMPのLinuxの代わりにSolarisのもの
- BAMP
- LAMPのLinuxの代わりにBSDのもの
- LAMR
- LAMPのPerl、PHP、Pythonの代わりにRubyのもの
- LATA
- LAMPのMySQLとPerl,PHP,Pythonの代わりにTextfileとAWKのもの[1]
- LATS
- LAMPのMySQLとPerl,PHP,Pythonの代わりにTextfileとShellscriptのもの[2]
最近知った開発環境がMEANです。 MEANの頭文字はそれぞれ以下を表しています。
頭文字 | 意味 |
---|---|
M | MongoDB |
E | express |
A | AngularJS |
N | NodeJS |
近年のWeb開発ではSPAのものが多く、ページ遷移なしでいろいろな情報が切り替わったりします。 そういった運用の場合にMEANのような構成が適しているよということみたいです。
NodeJSでバックエンドを動かし、AngularJSでフロント側をバインディングする。ような感じかな。 AngularJSの部分は多分KnocKoutJSやBackboneJSでもいいんだと思う。
mean.ioという、MEANの構成を簡単に構築できるサイトがあります。
以下のコマンドでmean-cli
というのをインストールします。
インストールしたらバージョンが表示されるか確認する。
$ sudo npm install -g mean-cli // バージョン確認 $ mean -v
以下のコマンで初期設定を行う。
$ mean init yourNewApp
2つ質問される。
質問に答えるとcloneが始まり、アプリケーショ名で設定した名前のディレクトリにファイルがインストールされる。 bower.jsonの中身を見てみると、jQuery、Angular、Bootstrapが記述されている。
{ "name": "mean", "dependencies": { "jquery": "1.x", "angular": "1.3.2", "angular-resource": "1.3.2", "angular-cookies": "1.3.2", "angular-mocks": "1.3.2", "angular-route": "1.3.2", "bootstrap": "3.1.1", "angular-bootstrap": "0.11.0", "angular-ui-router": "#master" } }
他にも、テストツールのKarmaやJasmineが入っているなど、開発に必要な物一式がインストールできる。 詳しい使い方は公式ドキュメントを参照する。
今後、MEANのような構成でWeb制作することが増えるような気はする。